30代独身「無論、持論」

元大卒フリーター。あらゆることに手を出した結果、何もできない人になった。

手遅れ

元カノから、TinderやらTwitterで男漁りまくっているという報告を受けてから心の調子がとても悪い。

それで気づくのは、おそらく付き合ってた時もめっちゃ遊んでたんだろうなって。

 

飯に好き嫌いが多く、一人暮らししたことないことから生活力もなく、家事もせず、家族関係も希薄であり、すぐ周囲の環境のせいにし、人に対して情も薄く、なにより顔もそんなに好みではなかった。

ただし会話のテンポと一部の趣味と、そしてセックスの相性が良かった。好き嫌いに配慮してではあるがこちらが作った料理は喜んでくれた。

 

だから付き合っていた時は楽しかったが、長い目で見れば別れて良かったのだとも思う。悩んだ末の決断に間違いはないと思う。

 

しかし、こちらは30代半ばに差し掛かる一方、向こうは20代半ばでまだまだ需要があるところ。件のアプリを使えば向こうは入れ食い状態である。相当遊んでいると言われて。

付き合うまでは経験1人とかだったのにエラい変わりようだ。

そのタガを外す何かがあったわけで、それはおそらくまだ付き合っている時だ。怪しい動きがあった。うちの会社の副社長と。複数回。

 

そう、そんなだから別れて良かったんだ。それはわかっている。じゃあこのモヤモヤの正体は一体なんなのだろうと。

 

俺も別に相手を責められるほどまともな生き方をしていないので、とやかく言う筋合いは全くないんだ。

けど、けど、だ。

 

現状の、上手くいっていないこの状態が嫌なんだろう。好みの人とは上手くいかず、どうでも良いものばかりが寄ってくる。なぜこうなるのか。それとて、出会った人々はみな幸せを掴んで離れていく。誰も周りに残らない、この人生はなんだ。

 

結婚したら友人は友人でなくなる。男女ともに。お金と時間に余裕のない世の中、結婚した奴らはそのリソースを相手につぎ込む。だから、友人はごく限られたものになり、大抵の場合はその彼ら彼女らの友人の中での優先順位によって、選ばれることはなく疎遠になる。

年1回でも会えればいいほうさ。

 

既婚の友人には期待できず、では未婚の友人達は。相手ができたら途端に疎遠になる。そうして人がいなくなる。

社会との繋がりを外に求めない限り、もう楽しみはやってこない。

 

今、仕事も上手くいっていない。給料は決して悪くなく、むしろ上がったことで生活は安定し始めている。それに呼応して保険・年金も激烈に高くなったが、これは在宅勤務で上手くサボることで調整しているから問題ない。

 

端的に、会社の中での信頼が下がっている。一時期の過労死ラインを超えた残業の日々で明らかにパフォーマンスが落ち、そのリカバリーができていない。加えて、刷新された会社の事業方針が酷く、とても未来を感じられないことで、やる気も起きない。日々のタスクを、最小限の力でこなすことしか考えられない。その事業方針に則したしょーもないおためごかしが評価されている様子を見て、また辟易とする。

 

本当に仕事に熱意が生まれない。良い仕事ではあるのに。

 

仕事が上手くいかず、

恋愛もダメで、セックスもしておらず、

これに連動して食事や運動への熱意も失われ、

新しいことへの挑戦などが滞り、

完全なるスパイラルに陥っている。

 

そうか、問題の根幹はセックスじゃないんだな。自分で自分を認めてあげられるだけの、成果や安心感が足りないんだ。

 

しかしな、これはすぐに得られるものでもないだろうな。

 

大目標が定まらず、中・小の目標が立たない。日常をこなすのに精一杯、どころかその日常もちょっと危うい。

 

なんだろう、誰かと会話がしたい。

でもこれは何の解決策でもないんだろう。このスパイラルから抜ける方策、何かないものか。。