30代独身「無論、持論」

元大卒フリーター。あらゆることに手を出した結果、何もできない人になった。

立ち行かない

今のこの人生で年収が1000万円超えたとて何の価値があるというのだろうか。守るものの何もない人生だ。

 

家庭を持つことも許されなかった。いや、それも別にゴールではなく、結婚しても子供ができても破綻する場合もあるからそこにも安定がないのは知っている。チャレンジすらできなかったのだが。

 

趣味は、焼き回しに過ぎない。誰に評価されるわけではないから、飽きがきたならもはや何にもならない。個人で楽しむものも発表するものも。

 

人生の価値がわからなくなってしまった。最初からわかっているわけではないが。

 

これは昔、限界がきたなら命を絶とうと決意した、その時が来てしまったのではないか。ともすれば、全てを投げ打ち、終わりに向かうその日が来たということだ。幸いにして世界一周するくらいの貯金はある。

 

堅実に歩むとか、なぜ普通の人が普通にできることができなかったのか。何も手にすることができないのは当たり前だ。

 

気づきたくなかった、恐らく人生最良であった過去の人は堅実な人間とともに幸せに生きているようだ。俺にとってもその後の人生にも大事な出会いやら局面があったからあの時身を固めるというのはない選択肢ではあるが、事ここに至るとやはり何にも価値がないと考えられる。この、何も成していない人生の中でその人が歩んできた道に何の意味があろうか。ある日突然死んでしまう男性Aである。

 

このままいくと、ゴールデンウィークの最後には衝動的に命を絶つ可能性がある。それでいいと、思ったその時。マンションのベランダから落ちるだけだ。確実に助からない。