30代独身「無論、持論」

元大卒フリーター。あらゆることに手を出した結果、何もできない人になった。

幸せとはなんぞや

こんな、生きとし生ける顔も見たことのない誰かのために身を粉にして安月給で働き、

ロクに出会いもなく、それしかやらず、

なんだこの人生。

「何のために生きてるかわからん」と言った友人の気持ちが痛いくらいにわかる。

 

じっと手を見る。

 

子孫を残したいとは思う。が、誰とだ。

金がアホほどあったらそこら中に種をばら撒いてやりたいが、いやまぁ、甲斐性はないのさ。

 

誰と家庭を成すのだろうか。為せるのだろうか。

 

結婚を目的としたいわけではない。

そんなもんはゴールではない。

 

家庭を成すこと。家族。族だよ。

パートナーそれ自体ではない。

 

族と結婚。あれ、もう見合いとかしか残ってねぇんじゃねぇか。

 

家族はもう俺の結婚はどうでもいいから、やはり自分でみつけねばならぬ。

 

30代も後半に差し掛かるとロクでもないんだ、結局、男女ともに。

 

負けた。既に、人生に。

 

いや、逆転のチャンスとかあるのかな。

終電車はとうに出ている。

 

選べないし、選んでもらえない。

誰が選ぶんだ、こんな凝り固まった変人。

 

 

…悲しい。人生の目的がわからん。