「いい人過ぎる」と、1日のうちに2人から言われ。悪い意味で。
お金や仕事を作るのに必要な才覚がないという意味である。
大成しない。
別に清廉潔白な人間でもないのだけど、大事なところで気が弱い。
そんなであるから、とても信頼していた後輩から随分な裏切り行為を受けたりした。
先週そんなことが起こり、二日酔いであったこともあって金曜日は実に最悪な一日を過ごした。
他人なんてものは信頼するに能わず、家族とて同様であり、金も手に入らず、
なんなんでしょうこの人生。
人に会ったり話したりするのは好きだったような気もするのだけど、最近突然そうではなくなり、
というのも実力のない人間には人は寄りつかず、
井の中の蛙のような状態で、実にしょーもない考えのもと、こじんまりと暮らすしかない。
順調に自らを育んでいった友人らは大成し、また大成せずともその片鱗を見せ、
次のステージに進んで離れていき、
何も手前には残らず。
そんな状態では人と会っている場合でもない。
自らを研鑽するのに、人と会って傷を舐め合って安心してはならぬ。
ふと気づいたのだ、周りに人がいない。
人も金も、何も残っていない。
どこへ向かえばいいのか。
もう、どこにも進めない。
どこに進んでも単なる逃げにしかならない。
信頼している先輩も、SNSを通じて悪口、陰口、というよりは失望したということを書き綴っていたことがわかり、
下から裏切られた一方で、上の期待を裏切っていたらしく、
人のことは言えず、
いや、普段人のことをあれやこれやと書くから余計にタチが悪いのかもしれない。
もう、ほっといて欲しい。
が、そうもいかない。
少量でも稼がねば生きてはいけない。
随分と小さな人生に落ち着いた。
一生懸命走ってきたつもりでいたが、どうやら全速力で明後日の方向に向かっていたのだろう。
何とも愚かである。